その十四 もう託せない男? 2004.9.17【第36話『対決見廻組!』より】
「貴様か、昨今長州の浪人どもに組している噂の天狗とは!」
「(違っ、違っ・・・)」
「大人しくお縄を頂戴しろっ!」
「お待ち下さいっ」
「これはこれは沖田君。」
「その男は我ら新選組が。」
「捕らえたのは見廻組だ。」
「そんなのおかしいでしょぉ。追って来たのは新選組なんですから。」
「あなたたちが捕り逃がしたのを、我らがここまで追いつめたのだ。」
「我らはここ三日ずっと追ってたのですっ。」
「最期だけ出て来て卑怯じゃないですかぁ。」
「ん!?」
「(じゃ、あばよ)」
「あっ!」
シャキーン☆
「えいっ!!」
スパッ☆
「・・・」
「あ!? ・・・見たことある。」
「近藤には言わんでくれっ! 頼むっ!!」
「捨助さん???」
「土方にも言うなよ・・・って、あれぇ~!」
ドッボ〜ン★
「お前が落とした天狗は、金の天狗か銀の天狗か?」
「というわけで捨助さん、こんなになっちゃいました。」
「捨助が!?」
「驚きましたよ。」
「捨助は捨助で不思議な人生歩んでんだな・・・。」
捨助は金でも銀でもねぇだろう!(笑)
その十五 宝物 2004.11.28【第47話『再会』より】
「そうじゃ、お前に見せたいものがあるのだ。先ほど京より、ようやく身の回りのものが届いたのだ。」
「それは・・・。」
いつのまに!?(笑)
その十六 奥の手 2004.11.28【第47話『再会』より】
「そうじゃ、お前に見せたいものがあるのだ。先ほど京より、ようやく身の回りのものが届いたのだ。」
「それは・・・。」
「覚えておるか? 余が夜毎内職に励んで貼った傘じゃ。お前にもこの代金の取り立てを頼んだことがあったな。そしてこっちは・・・。」
「壬生大相撲。」
「一番人気の黒神の手形じゃ。」
「!」
「!」
「余の宝じゃ。懐かしいな、近藤。あの頃はまことに楽しかった。」
「ひとつだけよろしゅうございますか、殿。」
「なんだ。」
「島田。」
「それ、押したの俺なんです。土方さんにいわれて。」
「・・・」
「俺の手形なんです。今まで騙していてすみませんでしたっ。」
「そうか・・・その手があったか♪」
売れるのか!?(笑)