その十 隊服、紅に染めて  2004.7.24【第28話『そして池田屋へ』より】

「ゲボッ!」


「総司・・・どうしたっ!?」


「大丈夫。」


「けどおまえ、汁まみれだぜ。」


「・・・総司。」


「だいじょぶだから・・・ゲボッ、ゲボッ。」


「お前・・・。」


「みんなには言わないで、お願いだから。」


「わかった。」


「ん? 総司のだ。」



「あいつら、またやりやがったな・・・スイカのドカ食い。」


腹下しにも効く石田散薬♪(笑)


その十一 番頭の隠し芸  2004.8.8【第29話『長州を討て』より】

「それではこれをどう申し開きするのだ?」


「こら鼻血ですわ。佐吉っ、おまえまた出てる。よんべから止まらんのどす。そやから言うたやないか、落花生飛ばし過ぎやて。」


ろくぅ~でなぁし~♪(笑)


その十二 託された男  2004.8.10【第29話『長州を討て』より】

「私は長州藩士、久坂玄瑞。これを、長州の桂小五郎先生に渡してくれぬか。」


「同じく、寺島忠三郎。」


「よいか、左が私ので右が寺島のだぞ。行けっ!」


「はい・・・えぇっと、左が久坂さんので右が寺島さんの、左が久坂で右てらじ、あ!!」


ポチャン☆


「お前が落としたマゲは、金のマゲか銀のマゲか?」


「・・・てなことがあって、二人のマゲがこんなになっちゃった。」


桂、託すのか? 何を?(笑)


その十三 また託された男  2004.9.4【第34話『寺田屋大騒動』&第35話予告より】

「岩倉公に例のもの、渡してくれたか。」


「ハタキですか? あした持っていこうと思って・・・」


「急げ! 長州の命運が懸かっておるのだ。」


「はいはい、わかりましたよぉ。長州の命運ねぇ・・・こんな書き損じの手紙でつくったようなハタキに、そんな大それたもんを懸けちまう桂さんって、もしかしたらとんだ喰わせもんかもしんねぇなぁ。あっ!」


ポチャン☆


「お前が落としたハタキは、金のハタキか銀のハタキか?」


「・・・てなことがあって、桂さんのハタキもこんなになっちゃった。」


「ならばこのイモも♪」


「岩倉サン、ホッタイモ タクスナ。」by ヒュースケン(ウソ)